渡航まであと2日ですね!

こんにちは!労働分科会参加者の米田です。 渡航まであと2日となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は渡航前の冷蔵庫の整理ということで、今日は朝から食べ続けています。

 

労働分科会ということで、今回のブログでは①労働分科会で夏休みに行った準備について ②私がスペイン滞在で感じた世界の労働スタイルについて この2つについて書いてみたいと思います。

 

まず、労働分科会の夏休みの取り組みについてです。8月頭に合宿を行い、それ以降は本やインターネットからデータを集めての勉強会を行いました。一番印象に残っているのはやはり合宿です。労働分科会のメンバーは良い意味でみんなキャラが濃くて、他の4人のメンバーがそれぞれ多様な分野の知識を持っているので、ディスカッションの中で毎回勉強になることがとても多いです。「何のために働くのか?収入はどれくらい必要か?自由な時間は必要か?」といった質問からは、皆価値観を激しくぶつけ合うことができ、メンバーの意外な一面が見られたのもとてもよかったです。合宿中はほとんどの時間が英語でのディスカッションで、慣れない頭をフルにつかったら、頭痛になってしまいました。本番セッションは長丁場になるので、メンタルと体力もかなり大切になると思います。渡航まで数日ですが、最後まで知識収集、そして腹筋と背筋もして、頭と身体を鍛えたいと思います。 

 

 次にスペインで出会った世界のworkerについてです。私はこの夏スペインで2週間語学留学をしたのですが、クラスメートのほとんどがバカンスで来ている社会人の方でした。中には残業を繰り越して休暇を伸ばし、8週間ものvacationをとって留学に来ているドイツ人女性の方も。「学生時代にしかできないことを…!」と思って参加した短期留学でしたが、そもそも学生しかまとまった自由時間を持てないというのは、日本特有なのかもしれません。また、vacationではなく仕事をしながら留学をしている、アメリカのコンピュータープログラマーの方に何人か会ったのがとても驚きでした。彼らはWi-fi さえつながれば世界のどこでも仕事ができるのです。午前中にバルセロナの語学学校に通い、昼に7時間、ホテルで一気に仕事を片付け、夜はビーチでお酒を飲む…まさに夢のような暮らしをしていました。彼らを見て、羨ましく思ったのと同時に、会社に毎日通い、社内の人間関係にも気をすり減らすだけが仕事じゃないんだなあと、溜飲が下がりました。コンピュータープログラマーという仕事は極端な例ですが、いずれIT化によって多くの仕事が場所を問わずできるようになると、「Work Shift」(労働分科会の課題教科書)でも言われています。女性の社会進出の問題も、都市の渋滞、住宅問題も、これで解消されるのではないかと、希望を感じています。

 

とはいえ、いくらIT化が進んでも、やはり直接手の触れられる距離でのコミュニケーションに勝るものはありません。テレビ会議では得られない価値観のぶつかり合いを、北京セッション、東京セッションで楽しみたいと思います。